プロスキームとは

今、求められている企業再生・地域再生

 今、日本の中で企業再生や地域再生に必要とされる真の解決策を提供できる既存の職種や業種は、残念ながらありません。弁護士、税理士、公認会計士、金融機関、経営コンサルタント、都市計画家など多くの専門家は、餅は餅屋の例えのように専門分野では卓越した力を発揮しますが、弁護士は法的処理の枠内でしか問題解決の手段を見いだせないなど、それぞれの分野での制度や仕組みの制約を超えた解決策を提案ができないのが実情です。
 企業再生や地域再生は複雑で多面的な問題を横断的にとらえる柔軟な思考回路と、現場主義の粘り強い交渉力が必須となります。プロスキームはケースバイケースにより必要な専門家チームを編成し、彼ら専門家(=プロ)との連携により問題解決の総合的で実効性のある再生の枠組み(=スキーム)を提供することを目指しています。

「もったいない」を形にする

 社会の急激な変化に取り残され、そのままでは廃れてしまうものがあります。その中には、確かに淘汰されても仕方がないものもありますが、簡単に切り捨てるのではなく、きちっと受け継いでいくべきもののほうが本当は多いのではないでしょうか。
 新たに何かを開発する、あるいは今あるものを壊して更新する再開発が今までの日本では成長するための必要な手段でした。しかし、こらからの時代は今あるものを最大限活かして再生すことが重要となり、旧いというだけで敬遠することは見直さなければなりません。これは日本の伝統的な美徳としての「もったいない」という考え方に通じます。
 プロスキームはもったいないの精神で、企業や地域が受け継いできたものに光を当て、それを未来に向けて持続的に発展可能な仕組みに再構築することによって企業再生・地域再生を実現していきます。